LuckPerms ― OP・運営ガイド¶
公開プラグイン
プレイヤー・グループごとに権限(パーミッション)を管理する、権限管理の定番プラグインです。各プラグインのコマンドを「誰が使えるか」を一元管理でき、ランク制度(プレイヤー / モデレーター / 運営など)の土台になります。GUI 風の Web エディタ で直感的に編集できるのが特長です。
基本情報¶
| 項目 | 値 |
|---|---|
| プラグイン名 | LuckPerms(Bukkit 版) |
| バージョン | 5.5.17 |
| 種別 | 公開プラグイン(lucko 製) |
| メインコマンド | /lp(エイリアス /luckperms /perms /permissions) |
| 依存 | なし |
| 設定ファイル | plugins/LuckPerms/config.yml |
| データ保存 | 既定は H2 データベース(plugins/LuckPerms/luckperms-h2-v2.mv.db)。MySQL 等にも変更可 |
| 公式サイト | https://luckperms.net (Wiki: https://luckperms.net/wiki ) |
コマンドは OP / コンソール専用
/lp 系コマンドは権限 luckperms.* を持つ管理者かコンソールのみ使用できます。一般プレイヤーに開放しないでください。誤って luckperms.* を配布すると全権限を自由に書き換えられてしまいます。
導入手順¶
- luckperms.net から Bukkit 版 jar を入手する。
LuckPerms-Bukkit-5.5.17.jarをplugins/フォルダに配置する。- サーバーを再起動すると
plugins/LuckPerms/にconfig.ymlと H2 データベースが自動生成される。 - まず
/lp group default permission set <権限> true等で default グループから設定を始める。
基本概念¶
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| ユーザー | プレイヤー個人。個別に権限・グループを付与できる |
| グループ | 権限のまとまり。全員が最初から所属する default グループが自動生成される |
| ノード | essentials.fly のような権限文字列。true(許可)/ false(拒否) を設定する |
| 継承(parent) | グループが他グループの権限を引き継ぐ仕組み。ランク階層を作れる |
| weight | グループの優先度。複数グループ所属時、weight が大きい方の設定が勝つ |
| コンテキスト | world=lobby など、特定条件下でのみ有効な権限を作る仕組み |
Web エディタ(推奨)¶
ブラウザ上の GUI で権限を編集できます。コマンドを覚える前に、まずこれを使うのが手軽です。
- ゲーム内またはコンソールで
/lp editorを実行する。 - チャットに表示された URL を開き、ブラウザで権限・グループ・プレフィックスを編集する。
- 画面右上の保存ボタンを押すと適用コマンド(
/lp applyedits <コード>)が発行されるので、ゲーム内で実行する。
コマンド一覧¶
全般¶
| コマンド | 説明 |
|---|---|
/lp info |
プラグインの稼働情報を表示 |
/lp editor |
Web エディタを開く |
/lp verbose on / off |
権限チェックの監視を開始 / 停止。「どの権限が足りないか」の調査に最有力 |
/lp search <ノード> |
その権限を持つユーザー・グループを横断検索 |
/lp listgroups |
グループ一覧を表示 |
/lp sync |
ストレージからデータを再読み込み |
/lp reloadconfig |
config.yml を再読み込み(ストレージ設定等は再起動が必要) |
/lp export <ファイル名> |
全データをファイルに書き出し(バックアップ) |
/lp import <ファイル名> |
書き出したデータを取り込み |
ユーザー操作(/lp user <プレイヤー名> ...)¶
| コマンド | 説明 |
|---|---|
/lp user <名前> info |
所属グループ・権限の概要を表示 |
/lp user <名前> permission set <ノード> true/false |
権限を個別に付与 / 拒否 |
/lp user <名前> permission unset <ノード> |
権限設定を削除 |
/lp user <名前> permission check <ノード> |
権限の有無と、その理由(どこから継承したか)を確認 |
/lp user <名前> parent add <グループ> |
グループに所属させる |
/lp user <名前> parent remove <グループ> |
グループから外す |
/lp user <名前> parent set <グループ> |
所属グループをそれ1つに置き換える |
/lp user <名前> clear |
そのユーザーの設定を全消去(default に戻る) |
グループ操作(/lp group <グループ名> ...)¶
| コマンド | 説明 |
|---|---|
/lp creategroup <名前> |
グループを作成 |
/lp deletegroup <名前> |
グループを削除 |
/lp group <名前> info |
グループの概要を表示 |
/lp group <名前> permission set <ノード> true/false |
グループに権限を付与 / 拒否 |
/lp group <名前> permission info |
グループが持つ権限ノード一覧 |
/lp group <名前> parent add <親グループ> |
親グループの権限を継承させる |
/lp group <名前> setweight <数値> |
グループの優先度を設定 |
/lp group <名前> meta setprefix "<プレフィックス>" |
チャット等のプレフィックスを設定(チャットプラグイン側の対応が必要) |
一時付与¶
permission set / parent add は末尾に期間を付けると 一時付与 にできます(例: /lp user Steve parent addtemp vip 30d)。イベント時の臨時権限に便利です。
よく使う設定例¶
config.yml の主な項目¶
基本的には 既定値のままで動作 します。変更しうるのは以下程度です。
| キー | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
storage-method |
h2 |
データ保存先。複数サーバーで共有するなら mysql 等に変更 |
server |
global |
サーバー識別名。コンテキスト server=... で使用 |
sync-minutes |
-1(無効) |
外部DB使用時の自動同期間隔 |
OP との関係
Minecraft 標準の OP 権限は LuckPerms とは独立して機能します。OP はほとんどの権限チェックを素通しするため、権限設定のテストは OP を外した状態で行ってください(/deop してから確認するか、別アカウントを使う)。
トラブルシューティング¶
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 権限を設定したのに反映されない | /lp user <名前> permission check <ノード> で実際の判定と理由を確認。OP 状態だと常に許可される点に注意 |
| どの権限ノードが必要か分からない | /lp verbose on を実行してから対象の操作をすると、チェックされたノードがすべて表示される。確認後 /lp verbose off |
| グループ設定が個人設定で上書きされる | ユーザー個別の設定はグループより優先される。/lp user <名前> clear で個別設定を整理 |
| 編集を誤って壊した | 定期的に /lp export backup を取っておき、/lp import backup で復元 |