DragonRTA(エンドラRTA) ― OP・運営ガイド¶
DragonRTA の導入・ワールド作成/事前生成・シードプリセット・地点/看板設定・config・権限・管理コマンドをまとめます。
基本情報¶
| 項目 | 値 |
|---|---|
| プラグイン名 | DragonRTA |
| メインコマンド | /dragonrta(エイリアス /drta) |
| api-version | 26.1.2 |
| 依存プラグイン | なし |
| 設定ファイル | plugins/DragonRTA/config.yml |
| 権限ノード | dragonrta.admin(既定OP) |
導入手順¶
- ビルドした
DragonRTAの jar をサーバーのplugins/フォルダに配置する。 - サーバーを起動すると
config.ymlが自動生成される。 /drta setlobby・/drta setstartspawnでロビーと初期スポーンを設定する。/drta world create <プリセット> [チーム数]で試合用ワールドを作成し、事前生成する。- シードプリセットを用意し(
/drta preset)、参加・開始の看板を設置する。 /drta status・/drta checkで設定・状態を確認する。
チームごとに専用ワールドを生成します
各チームに専用のオーバーワールド・ネザー・エンドを用意する方式のため、world create でワールドを生成し、事前生成(pregen)で読み込んでおくと開始がスムーズです。事前生成の範囲や速度は config の world.pregen や管理メニュー(/drta wand の管理ツール、または /drta menu)で調整できます。
セットアップ手順(コマンド)¶
すべて dragonrta.admin 権限が必要です。
ソロRTA(記録・ランキング)¶
1人で走った撃破タイムを、プレイヤー × プリセットごとの自己ベストとして plugins/DragonRTA/solo-records.yml に保存します。ソロメニュー(共通ルール14章のGUIロビー)から始めます。
- ストックを使う場合(
solo.stock.enabled: true、2.0.0〜):ソロ専用のワールド(ストック)で走ります。チーム戦や別の人のソロRTAと同時に進められます(下の「ストック」)。 - ストックを使わない場合:通常の試合を「本人だけの1チーム」で動かします。ワールドはチーム戦と共用で、同時に走れるのは1人だけです。1回走るとワールドは「使用済み」になるので、
world.auto-recreate-after-end: trueで自動で作り直せます。チーム戦の参加者がロビーで待っている間は始められません(solo.block-when-lobby-waiting)。 - ソロの記録は、開始から撃破までずっと1人だったチームが対象です(1対1のレースで勝った人も入ります)。従来の
records.yml(/drta records)にもこれまでどおり記録されます。
ストック(2.0.0〜)¶
ソロ専用のワールド(オーバーワールド・ネザー・エンドの3つで1組)を前もって作って保管し、ソロRTAを始める時に読み込みます。
- 保管中は読み込みを外しているので、メモリは使いません(ディスクだけ)。走っている人数分だけメモリを使います。
- 走り終わったストックは削除し、裏で次のストックを作ります(生成は同時に1つ。TPS が下がると速度を落とします)。
- チーム戦のワールドの生成・削除中は、ストックの生成を止めます。
solo.stock.pause-refill-during-match: trueなら、チーム戦の試合中も止めます。 - ストックの一覧・容量は
/drta stockで確認できます。最初は1組作って容量を確かめてから、保管数を決めてください。 - 使用中にサーバーが止まったストックと、生成途中のストックは、次の起動時に削除して作り直します。
- プリセットのシードを変えた時は、
/drta stock clear <プリセット>で古いストックを消してください。
共通ルールとの違い
- ストックを使う場合、ソロRTAはチーム戦と別のワールドで同時に進みます(共通ルール14章の「アリーナ共用・どちらかが試合中は拒否」の例外)。
/drta stopはチーム戦だけを止めます。ソロRTAは/drta stop solo <プレイヤー|all>で個別に止めます(走っているほかの人を巻き込まないため)。- ストックを使わない場合は、1回走るとワールドの作り直しが必要です(自動作り直しは config で ON)。
- 試合中の切断は、60秒以内に戻れば続行できます(エンドラRTAの既存の仕様)。
- ソロの撃破は試合結果として全体に告知します。ソロ中の進捗アナウンスは在籍者だけに送ります。
/drta ranking soloでプリセットを省略すると、一覧ではなく今のワールドのプリセットを表示します。
管理ツール(OP専用)¶
/drta wand で管理ツール(ブレイズロッド)を受け取り、右クリック(統合版はタップ/長押し)で管理メニューを開きます。/drta menu でも開けます。
- 数値:+/−ボタンでチーム数・事前読み込みの範囲・ストックの保管数・同時に走れる人数・ストックの事前読み込みの範囲を変更(即保存)
- 地点:ボタンを押すと立ち位置に設定(ロビー地点・初期スポーン)。移動は別のボタン
- 看板:看板を見ながら(5ブロック以内)押すと参加/離脱/開始/チーム選択/観戦/ソロ看板を登録、ハサミで登録解除
- 運用:開始・設定状況・動作チェック・リロード・強制停止(強制停止は5秒以内に2回押し)
- エンドラRTA に参加中は受け取れません(離脱してから実行)。捨てると消えるので再度 /drta wand で取得してください
- 統合版:チェストGUIで操作できます。数値は左右クリックに頼らず+/−の別ボタンで操作します
管理メニューのそのほかの項目:
| 欄 | 内容 |
|---|---|
| チーム戦のワールド | 状態・作成(プリセットを選ぶ画面へ)・難易度(押すと次へ)・生成の中断/削除(5秒以内に2回押し) |
| 試合 | 途中参加・チームチャット・降参・観戦・味方の方向表示・天気の変化の ON/OFF |
| ソロRTA | ソロ・ストック・試合後の自動作り直し・待機者がいる間はソロ不可・撃破の全体告知・進捗の全体告知の ON/OFF、ストックの設定画面、走っているソロRTAの一覧(強制停止は5秒以内に2回押し) |
| 表示 | 管理ツールを持っている間、ロビー地点(緑)・初期スポーン(白)・登録看板(種類ごとの色)を粒子で表示(本人だけ。ON/OFF) |
- 難易度と天気の変化は、次のワールド作成(または再起動)から反映されます。
- 今のワールドがある状態でプリセットを選ぶと、今のワールドを消して作り直します(5秒以内に2回押し)。
- 1.2.0 以前の設定ツールも、そのまま使えます。
シードプリセット¶
シードを プリセット として登録し、開始時に選べます。
既定では random(ランダム)・plains(草原)・desert(砂漠)・ocean(海)・village(村)・ruined_portal・taiga・jungle・badlands・cherry(サクラ)・mushroom(キノコ島)が用意されています(多くは seed: "" で未設定なので、良いシードが見つかったら保存してください)。
config.yml 設定項目¶
チーム(teams)¶
| キー | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
teams.default-count |
2 | world create でチーム数を省略した時のチーム数 |
teams.max-diff |
1 | チーム間の人数差の上限 |
teams.list.<id> |
8色 | チーム定義(name・color)。最大8。RED/BLUE/GREEN/YELLOW/AQUA/LIGHT_PURPLE/GOLD/WHITE 等。stock で始まるIDはストック用のため使えません |
試合(match)¶
| キー | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
match.min-players |
1 | 開始に必要な最低人数(1で練習可) |
match.max-players |
0 | 最大人数(0=無制限) |
match.countdown-seconds |
10 | 開始カウントダウン |
match.team-empty-grace-seconds |
60 | チームのオンライン人数が0になってから脱落するまでの猶予(秒) |
match.allow-mid-join |
true | 試合中の途中参加を許可 |
match.rejoin-teleport-to-mate |
true | 切断→再ログイン時に味方の場所へTPするか |
match.team-chat |
true | 試合中のチャットをチーム内に限定 |
match.global-chat-prefix |
! |
この文字で始めると全体チャット |
降参・コンパス・観戦¶
| キー | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
surrender.enabled |
true | 降参投票の有効化 |
surrender.min-minutes |
5 | 開始から降参できるまでの分数 |
surrender.vote-seconds |
60 | 投票の受付時間(秒) |
compass.enabled |
true | 味方の方向をActionBarに表示 |
spectate.enabled |
true | 観戦の有効化 |
試合用ワールド(world)¶
| キー | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
world.weather-cycle |
false | 天気の変化(falseで常に晴れ) |
world.difficulty |
NORMAL | 難易度(PEACEFUL/EASY/NORMAL/HARD) |
world.cleanup-on-startup |
false | 起動時に前回の試合ワールドを自動削除 |
world.auto-delete-after-end-seconds |
0 | 試合終了から自動削除までの秒数(0=手動削除)。自動作り直しが ON の間は使われない |
world.auto-recreate-after-end |
false | 試合終了後、同じプリセットでワールドを自動で作り直す |
world.auto-recreate-delay-seconds |
15 | 試合終了から作り直しを始めるまでの秒数(最低5。試合用ワールドに死亡中の人がいれば最大1分待つ) |
world.pregen.overworld-radius |
1000 | オーバーワールドの事前生成半径 |
world.pregen.nether-radius |
250 | ネザーの事前生成半径 |
world.pregen.end-radius |
200 | エンドの事前生成半径 |
world.pregen.max-concurrent-chunks |
16 | 同時生成チャンク数(大きいほど速いが重い) |
world.pregen.min-tps |
18.0 | TPSがこれを下回ると生成速度を落とす |
ソロRTA(solo)¶
| キー | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
solo.enabled |
true | ソロRTAの有効化 |
solo.menu-delay |
3 | 試合終了からソロメニューを開くまでの秒数 |
solo.block-when-lobby-waiting |
true | チーム戦の参加者がロビーで待っている間はソロを始めない |
solo.giveup-anytime |
true | ソロでは降参(中断)に開始○分の制限をかけない |
solo.hide-random-seed |
true | random シードのワールドでは開始前にシードを表示しない(OP には表示) |
solo.ranking-size |
10 | /drta ranking solo の表示人数 |
solo.broadcast-clear |
true | ソロRTAの撃破をサーバー全体に告知する |
solo.broadcast-milestones |
false | ソロ中の進捗アナウンスを全体に流す(false=本人と観戦者だけ) |
solo.stock.enabled |
false | ストックを作って使う(ON の間、ソロRTAはストックで走る) |
solo.stock.presets.<プリセットID> |
random: 2 | プリセットごとの保管数(シードが設定されているプリセットだけ。管理メニューからも変更可) |
solo.stock.max-concurrent |
3 | 同時に走れるソロRTAの人数 |
solo.stock.pause-refill-during-match |
true | チーム戦の試合中はストックの補充を止める |
solo.stock.pregen.overworld-radius |
500 | ストックの事前読み込み半径(オーバーワールド) |
solo.stock.pregen.nether-radius |
150 | 同(ネザー) |
solo.stock.pregen.end-radius |
200 | 同(エンド) |
進捗アナウンス(announce)¶
各チームが節目を 最初に達成したとき サーバー全体に告知します。format は {game} {team} {label} {time} を使えます。項目ごとに enabled・label を持ち、初鉄・ダイヤ・溶岩バケツ・ネザーゲート作成・ネザー到達・ネザー要塞発見・砦の遺跡発見・ブレイズロッド・物々交換・エンダーパール・エンダーアイ・要塞発見・エンドポータル起動・エンド到達・ドラゴンHP半分・クリスタル全破壊・(既定オフ)初死亡 を実況できます。
参加・離脱の告知(messages)¶
messages.join-broadcast / leave-broadcast / already-in-other-game / vault-save-failed を設定できます({game} {player} {count} {other} を使用)。表示名は display-name(既定「【エンドラRTA】」)。
管理コマンド¶
| コマンド | 説明 |
|---|---|
/drta setlobby / setstartspawn |
ロビー/初期スポーンを設定 |
/drta world <create <プリセット> [チーム数]\|cancel\|delete\|status> |
試合用ワールドの作成/生成中断/削除/状態確認 |
/drta wand |
管理ツールを受け取る(右クリックで管理メニュー) |
/drta menu |
管理メニューを開く(参加中でも開ける) |
/drta reload |
config.yml を再読み込み |
/drta stock [refill\|clear [プリセット\|all]] |
ストックの一覧/今すぐ補充/保管中の削除 |
/drta stop solo <プレイヤー\|all> |
ソロRTA(ストック)を強制停止(記録しない) |
/drta preset <test\|save ...> |
シードプリセットの確認/保存 |
/drta setsign <join\|leave\|start\|team\|spectate\|solo\|delete> |
看板を設定/解除 |
/drta solo <プレイヤー> [rta [プリセット]] |
指定した人をソロに参加させてメニューを開かせる(rta ですぐ開始)。コンソール・コマンドブロックからも可 |
/drta ranking reset <プレイヤー\|all> [rta\|all] [プリセット\|all] |
ソロの記録を消す。絞らずに消すと「前回の結果」も消える |
/drta stop |
チーム戦を強制終了(ソロRTAは止めない) |
/drta forceunlock <プレイヤー> |
参加ロック(他ゲーム参加中フラグ)を強制解除 |
/drta check |
設定・整合性のチェック |
/drta status |
設定状況・現在の状況を確認(全員可) |
権限ノード¶
| 権限ノード | 既定 | 用途 |
|---|---|---|
dragonrta.admin |
OP | ワールド作成・事前生成・プリセット・看板設置・強制停止・forceunlock・check など管理系すべて |
権限不要で全員が使えるコマンド
/drta join・/drta leave・/drta start・/drta status・/drta team・/drta spectate・/drta surrender・/drta compass・/drta records・/drta solo・/drta solo rta・/drta ranking solo は権限チェックがなく、全プレイヤーが使えます(/drta solo <プレイヤー> で他人を指定できるのは OP・コンソール・コマンドブロックだけ)。
全ゲーム共通の改修(2026-09)¶
DragonRTA も全ミニゲーム共通の改修に対応しています(名前表示「【エンドラRTA】名前」、参加/離脱の全体告知、同時参加は1ゲームまで=他ゲーム参加中は拒否・/drta forceunlock で解除、退避データの plugins/DragonRTA/vault/ へのファイル保存とクラッシュ後復元)。config の display-name・messages.* は自動追記に対応します。
トラブルシューティング¶
ゲームが開始できない
/drta status と /drta check を確認してください。ロビー・試合用ワールド(world create)・プリセットが必要です。事前生成が終わっていないと開始に時間がかかることがあります。
参加できない(他ゲーム参加中と出る)
別のミニゲームに参加中です。そちらを離脱してください。異常でロックが残った場合は /drta forceunlock <プレイヤー> で解除できます。
ソロRTAを始められない
ソロメニューの開始ボタンに理由が出ます。「チーム戦の参加者が待機中」の場合は、ロビーに残っているチーム戦の参加者が離脱するか /drta solo でソロに切り替えると始められます。「使用済み」の場合は /drta world create <プリセット> で作り直すか、world.auto-recreate-after-end を ON にしてください。
サーバーが重い
事前生成の world.pregen.max-concurrent-chunks を下げるか、min-tps を上げてください。試合ワールドは容量を使うため、auto-delete-after-end-seconds や cleanup-on-startup で掃除できます。