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鳥人間コンテスト ― OP・運営ガイド

鳥人間コンテスト(ToriJin)の導入・アリーナ設定・看板・config・権限・管理コマンドをまとめます。地点・看板・アリーナは arenas.yml、記録は records.yml に自動保存されます。

基本情報

項目 値
プラグイン名 ToriJin
バージョン ${project.version}(ビルド時に決定)
メインコマンド /tori(別名 /torijin)
api-version 26.2
softdepend floodgate / Geyser-Spigot(統合版対応)
設定ファイル plugins/ToriJin/config.yml
データ plugins/ToriJin/arenas.yml(アリーナ・看板・地点)・records.yml(記録)
権限ノード torijin.admin(既定OP)

導入手順

  1. ビルドした ToriJin の jar をサーバーの plugins/ フォルダに配置する。
  2. サーバーを起動すると config.yml が自動生成される(挑戦回数・打ち上げ方式などは初期値で動作)。
  3. /tori setstartspawn・/tori setlobby で初期スポーン(離脱時の戻り先)とロビーを設定する。
  4. /tori create <アリーナ> でアリーナを作り、コース方向を向いて /tori setorigin を実行する。
  5. /tori setbatter(打ち担当の立ち位置)・/tori setreceiver(受け担当の開始位置)・/tori setzone(ストライクゾーン)を設定する。必要に応じてコースの長さ・幅・下限を調整する。
  6. 参加・離脱・役職・開始・ランキングの看板を設置する。
  7. /tori status で設定状況(開始可能かどうか)を確認する。

会場ワールドの PvP を有効に

打ち上げは打撃のダメージイベントで起きるため、会場ワールドの PvP が無効だと打撃が通りません。PvP を有効にしてください(開始前にもチェックが入り、無効だと警告が出ます)。hit-damage は 0 にしないでください(0 だとノックバックが起きません)。

アリーナに必須の設定

1つのアリーナを開始可能にするには、原点・打ち担当の立ち位置・受け担当の開始位置・ストライクゾーン の4つが必要です。未設定の項目は /tori status や開始時に表示されます。

セットアップ手順(コマンド)

地点・原点・立ち位置・ゾーンは 実行した位置 を使い、看板系は看板を 見ながら(5ブロック以内)実行します。すべて torijin.admin 権限が必要です。アリーナ名を省略すると、参加中ならそのアリーナ、登録が1つならそれが対象になります。

初期スポーン(離脱時の戻り先/その場に立って実行)
/tori setstartspawn
受付ロビー(その場に立って実行)
/tori setlobby
アリーナを作成(名前は半角英数字・_・- のみ)
/tori create <アリーナ>
原点を設定(コースの開始点。向いている方向がコース方向になる)
/tori setorigin [アリーナ]
打ち担当の立ち位置(その場に立って実行)
/tori setbatter [アリーナ]
受け担当の開始位置(その場に立って実行)
/tori setreceiver [アリーナ]
ストライクゾーンの中心を設定(半径を省略すると config の既定値)
/tori setzone [アリーナ] [半径]
コースの長さを設定(m。100〜30000。既定5000)
/tori setlength [アリーナ] <マス>
コースの幅を設定(マス。10〜1000。既定50)
/tori setwidth [アリーナ] <マス>
コースの下限 Y を設定(この高さより下に落ちたら着地判定/その場に立って実行)
/tori setminy [アリーナ]
アリーナを削除(看板の登録も解除・記録は残る)
/tori remove <アリーナ>
参加看板を登録(アリーナ指定・看板を見て実行)
/tori setsign join <アリーナ>
離脱看板を登録(看板を見て実行)
/tori setsign leave
開始看板を登録(アリーナ指定・看板を見て実行)
/tori setsign start <アリーナ>
役職看板を登録(アリーナと役職 uchi|uke を指定・看板を見て実行)
/tori setsign role <アリーナ> <uchi|uke>
ランキング看板を登録(アリーナと順位を指定・看板を見て実行)
/tori setsign rank <アリーナ> <順位>
観戦看板を登録(アリーナ指定・看板を見て実行/クリックで観戦オン・オフ)
/tori setsign watch <アリーナ>
視線先の看板の登録を解除
/tori setsign delete

ゾーンとコースについて

ストライクゾーンは中心からの 半径(既定2.5・アリーナごとに上書き可)と 高さ(中心から上へ zone-height マス)で決まります。受け担当はこのゾーンで滑空して打たれます。コースの長さ(setlength)まで届くと「場外」、横ずれがファウルラインを超えるとファウルです。挑戦中のアリーナは地点を変更できません(止めてから設定)。

管理ツール・管理メニュー(コマンドを打たない設定)

コマンドを打たずに、管理ツール と 管理メニュー(GUI) でも設定できます。どちらも torijin.admin 権限が必要です。

管理ツールを受け取る(右クリック/タップで管理メニューを開く)
/tori wand
管理メニュー(GUI)を開く
/tori menu

管理ツールはロビーで待機している間も受け取れます。挑戦中・テスト中は受け取れません。挑戦が始まると回収され、ロビー待機中に受け取った場合は、ロビーから抜けたときに自動で手元に戻ります。

運用コマンド

1人テスト(受け担当として1人で試す/記録なし・自動で打ち出す)
/tori test [アリーナ]
進行を強制停止(挑戦中のペアは列の先頭に戻る・在籍は維持)
/tori stop [アリーナ]
そのアリーナのランキングを消す(個人ベストは残る)
/tori resetrank <アリーナ>
config / messages を再読み込み
/tori reload
ロビー前の持ち物を手動復旧(force で退避データ破棄・ロック解除)
/tori lobbyfix <プレイヤー> [force]

config.yml 設定項目

アリーナ・看板・地点・記録はデータファイル(arenas.yml / records.yml)に自動保存されます。先頭の config-version は設定ファイルの版で、手で変えないでください。以下は挙動の設定項目です。

進行

キー 既定値 説明
attempts 3 1ペアの挑戦回数
swap-roles false 回ごとに役割を交代するか(偶数回で打ち・受けが入れ替わる)
countdown-seconds 3 各回の開始カウント(秒)
swing-timeout 30 有効な打撃がないまま回を終えるまでの秒数(0で無制限)
result-seconds 3 結果を表示してから次の回に進むまでの秒数

打ち上げ

キー 既定値 説明
launch-mode VANILLA VANILLA(バニラのノックバック・ランキング対象)/CONTROLLED(プラグインが速度を決める予備方式・別枠)
knockback-level 255 バットのノックバックのレベル(1〜255)
launch-max-speed 3.9 打ち出し速度の上限(1軸あたりブロック/tick。0で上限なし)
hit-damage 0.01 有効な打撃のダメージ(0 にするとノックバックが起きないため 0 にしない)
launch-power 3.0 CONTROLLED の打ち上げの強さ(ブロック/tick)
launch-angle 35 CONTROLLED の打ち上げの仰角(度)

launch-max-speed について

1.21.9 以降はノックバックの速度に上限が無く、レベル255だと速すぎてサーバーに「moved too quickly」で引き戻されます。昔のバージョン相当の上限(約3.9)をかけることで安定します。

有効な打撃の条件(hit-check)

キー 既定値 説明
hit-check.mode TIME TIME=受付時間中なら条件なしで打てる(既定)/STRICT=下の条件をすべて満たしたときだけ打てる
hit-check.min-glide-ticks 4 (STRICT)滑空開始から打てるまでの tick
hit-check.min-pitch 20 (STRICT)受け担当に必要な上向きの角度(度)
hit-check.min-height 1.0 (STRICT)足元から地面までに必要な高さ(マス)
hit-check.min-charge 0.9 (STRICT)打ち担当の攻撃のための最低値(0〜1・Java版)
hit-check.min-charge-bedrock 0.5 (STRICT)統合版の打ち担当のための最低値

ストライクゾーン・立ち位置

キー 既定値 説明
zone-radius 2.5 ゾーンの半径(既定値。アリーナごとに上書き可)
zone-height 6 ゾーンの高さ(中心から上へ何マスまで)
batter-leash 2 打ち担当が立ち位置から離れられる距離(超えると戻す)
receiver-leash 30 打撃待ちの受け担当がゾーンから離れられる距離(超えると開始位置へ戻す)

判定・表示

キー 既定値 説明
max-lateral 20 これ以上横にずれて着地したらファウル(コース幅の半分が小さければそちら)
stuck-seconds 10 飛行中は時間で打ち切らない。はしご・つるなどに引っかかってこの秒数ほとんど動かなかったときだけ、その位置で判定する(0で判定しない)
landing-confirm-ticks 3 地面に着いた状態がこの tick 数続いたら着地とする(一瞬の誤検知を防ぐ)
lateral-warn 15 警告を出す横ずれ(表示のみ)
aim-warn 5 照準のずれを黄色で表示する角度(度)
landing-marker-seconds 5 着地点にパーティクルの柱を出す秒数(0で出さない)
default-course-length 5000 新しいアリーナのコースの長さ
default-course-width 50 新しいアリーナのコースの幅

観戦(spectate)

キー 既定値 説明
spectate.enabled true 観戦機能を使うか。false で観戦そのものを無効にする(観戦看板・/tori watch が使えなくなる)
spectate.distance 7 統合版の観戦で、飛んでいる受け担当の何マス後ろから見るか

観戦のしくみ

観戦看板(/tori setsign watch)または /tori watch で観戦をオンにした在籍者は、ペアが打ち出した瞬間に飛んでいる受け担当の視点になります。既定では全員オフで、打ち担当も自分でオンにしたときだけ観戦します。観戦の方式は bedrock.spectator-style(AUTO/GHOST/VANILLA)で切り替えます。

ランキング・その他

キー 既定値 説明
ranking-size 10 ランキングの表示件数
bedrock-mark [統] 受け担当が統合版の記録に付ける印
scoreboard.max-names 5 各役職にスコアボードへ表示する人数(超えた分は「ほか N人」)
bat-item STICK 打ち担当の道具
debug false 打撃の条件チェック結果・初速・仰角をログに出す

権限ノード

権限ノード 既定 用途
torijin.admin OP wand・menu・create・remove・setstartspawn・setlobby・setorigin・setbatter・setreceiver・setzone・setlength・setwidth・setminy・setsign・test・stop・resetrank・reload・lobbyfix など管理系すべて

権限不要で全員が使えるコマンド

/tori join・/tori leave・/tori role・/tori start・/tori status・/tori top・/tori watch(観戦の切替)・/tori retry(挑戦中の受け担当のやり直し)は権限チェックがなく、全プレイヤーが使えます。

管理コマンド

コマンド 説明
/tori setstartspawn 初期スポーン(離脱時の戻り先)を設定
/tori setlobby ロビー地点を設定
/tori create <アリーナ> アリーナを作成
/tori remove <アリーナ> アリーナを削除(看板の登録も解除・記録は残る)
/tori setorigin [アリーナ] 原点とコース方向を設定
/tori setbatter [アリーナ] 打ち担当の立ち位置を設定
/tori setreceiver [アリーナ] 受け担当の開始位置を設定
/tori setzone [アリーナ] [半径] ストライクゾーンを設定
/tori setlength [アリーナ] <マス> コースの長さを設定
/tori setwidth [アリーナ] <マス> コースの幅を設定
/tori setminy [アリーナ] コースの下限 Y を設定
/tori setsign <join <ア>\|leave\|start <ア>\|role <ア> <uchi\|uke>\|rank <ア> <順位>\|watch <ア>\|delete> 看板を登録/解除
/tori wand 管理ツールを受け取る
/tori menu 管理メニュー(GUI)を開く
/tori test [アリーナ] 1人テスト(記録を残さない)
/tori stop [アリーナ] 進行を強制停止
/tori resetrank <アリーナ> ランキングを消す(個人ベストは残る)
/tori reload 設定を再読み込み
/tori lobbyfix <プレイヤー> [force] ロビー前の持ち物の手動復旧

トラブルシューティング

開始できない/打撃が通らない

/tori status でアリーナの4項目(原点・打ち立ち位置・受け開始位置・ゾーン)がそろっているか確認してください。打撃が通らない場合は、会場ワールドの PvP が有効 か、hit-damage が 0 になっていないかを確認します。

受け担当が打ち出されても引き戻される

打ち出し速度が速すぎると「moved too quickly」で戻されます。launch-max-speed(既定3.9)が 0 や極端に大きい値になっていないか確認してください。

アリーナの地点を変更できない

そのアリーナで挑戦中(ペア成立中)は地点を変更できません。/tori stop で止めてから設定してください。

ロビーに入る前の持ち物が戻らない

/tori lobbyfix <プレイヤー> で復旧できます。退避データはファイルに保存され、サーバー再起動・クラッシュをまたいでも復元されます。どうしても戻らない場合のみ force を付けると退避データを破棄してロックだけ解除します(最終手段)。


全ゲーム共通の改修

全ミニゲーム共通の改修が入り、本ゲームにも適用されています。

  • 名前表示 … 参加中はチャット名・Tabリスト名・頭上の名札が「【鳥人間コンテスト】名前」になり、離脱で元に戻ります(表示名・色は config の name-tag.display-name / name-tag.color)。
  • 参加/離脱の全体告知 … 参加時にサーバー全体へ通知します(name-tag.announce-join で切替)。ランキング入り・自己ベスト更新も全体へ告知されます。
  • 同時参加は1ゲームまで … 他ミニゲームに参加中は参加が拒否されます。サーバー共通のスコアボードタグで所有権を管理しています。
  • 退避データのファイル保存(LobbyInventory) … ロビー入場時に退避した所持品をファイルに保存し、サーバークラッシュ後の再ログインでも復元 します。異常で持ち物が戻らない・ロックが残った場合はOPが /tori lobbyfix <プレイヤー> [force] で復旧できます。
  • config の自動追記(ConfigUpdater) … 起動時に config.yml へ不足している項目を既定値+コメント付きで自動追記します(既存の値は変更しません)。アリーナ・看板・記録などのデータは別ファイルで管理します。
  • 統合版対応(BedrockCompat) … Floodgate / Geyser-Spigot 経由の統合版プレイヤーに対応します。空中タップ(腕振り)でも管理ツールを使え、登録看板は蝋引きして編集画面が開かないようにします。統合版の受け担当の記録には印が付きます。

ロビー・名前表示・統合版の config

キー 既定値 説明
lobby-inventory.enabled true ロビー入退室時の持ち物退避/復元(true 推奨)
lobby-inventory.gamemode ADVENTURE ロビー滞在中のゲームモード(ADVENTURE/SURVIVAL/CREATIVE/KEEP)
lobby-inventory.clear-effects true ロビー入場時にポーション効果を消す
lobby-inventory.reset-health true ロビー入場時に最大体力を既定へ戻し、体力・満腹度を全回復
lobby-inventory.reset-exp true ロビー入場時に経験値・レベルを0に
lobby-inventory.expire-days 30 未復元の退避データの保持日数
name-tag.enabled true 参加中の名前表示を付ける
name-tag.display-name 鳥人間コンテスト 「【】」に入れる正式名
name-tag.color GOLD ゲーム名の色
name-tag.announce-join true サーバー全体への参加通知
bedrock.swing-to-use true 統合版は空中タップ(腕振り)でも管理ツール・やり直しボタンを使える
bedrock.spectator-style AUTO 観戦の方式。AUTO(統合版だけ受け担当の後ろへ移動し続ける)/GHOST(全員その方式)/VANILLA(全員、受け担当の視点に固定)
bedrock.wax-signs true 登録看板を蝋引き(統合版でタップ時に編集画面を開かせない)
bedrock.name-prefix . Floodgate 未導入時に統合版と見なす名前の接頭辞

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